Gorges du Tarn

ターンの岩場も今年で4年目。年ごとにより上のグレードが
登れるようになって、Direct Man の成長が実感できる。
この夏は7b〜7b+(12a〜b)のルートを5本レッド・ポント。
7a(5.11c)のルートもリーチに泣かされなければ、
オン・サイトできるようになってくる。


Naissance 7b
左の写真は最初の核心ムーブ。上部の核心は背が低いので、アンダーでポケットを取った左手の近くまで左足を上げなくてはならない。おまけに右上のあまい穴を右手でとった後、同じ姿勢のままその右上のホールドを左手でクロスで取りにいかなければならないえげつないムーブ。

Ten years after 7b
両手縦ホールドの不安定な姿勢からすくっと伸びて遠いポケットに右手を飛ばすのが核心ムーブ。気合が自然に入ってました。

核心ビデオ(テーマ:気合と集中)

このルートの左にある El diablo perverso (左写真中、灰色の部分)は遠いけどがっしりしたホールドをつなぐ”行け行け”好ルート。Direct Man、1回目のトライで下部ムーブがわからず敗退するが、2回目のトライでその部分行けてしまったゆえにそのまま突っ込んで登れたルート。ランナウトのおかげ?。まさか2回目で行けると思っていなかったのでカメラマン出動せず写真なし。残念。


CaCo3 7b
Direct Man の得意なポケットのルート。一見ポケットとポケットが遠くても穴がアンダーに使えれば問題なし。大人は取り付きでパキリそうになるルート。

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Le cru qui pue 7b+
これまたポケット・ルート。これといってハードなムーブもないけど、最後まで気を抜けるところもなし。充実度高。2ヶ所ある核心っぽい箇所はやはりポケットをアンダーに使って解決。トップ・ロープ2回、リード1回めでゲットした初12b、ご立派。
実は、このルートのある Arc-en-ciel には癖のあるルートが多いですが。


Alambic 7a+/7b
健康的な楽しいルートの多いセクター L'oasif にある。核心で体が充分に伸びず一撃をのがす。遠いホールドは躊躇せずに勢いよく。

他のショット

Body Building 7a+
ターン渓谷の南に位置するLa Jonte(ラ・ジョントゥ)渓谷の道路わきにころがる(?)岩にある、その名も Body Building。がばホールドばかりだが、傾斜はほぼ45度。筋肉ルート。
Direct Man、終了点目前でオン・サイトをのがし、超悔しがる。

核心ビデオ(テーマ:気合?、叫び声?)


Le bonheur est dans le pré 7a
Direct Man、初めて一撃した7a(5.11c)のルート。背が低いうちに苦労しておけば、背が伸びるにつれてどんどんクライミング能力も伸びるでしょう。Allez!

他のショット@
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Démarrages à froid 7a
クリップにあせり痛恨のフォール。これは絶対に一撃できたはず。未知のルートでちょっと怖さを感じたりしてメンタルな面で腰がひけると技術的には行けるルートも行けなくなるよい見本。もちろん、2回目にはノー・フォールでいけるけど。

Flexion 7a
Alambic と同じセクター L'oasif にある。4本並んである7aのルートのうちで、去年は取り付きで遠いホールドに手が届かず登り残してあったルート。
一撃。背が伸びただけではなく、モチロン総合的な力もついてきたからでしょう。

L'esthète en l'air 6c+
午後から日陰にはなるけど、わりとオーソドックスなクライミングをさせられるセクター Cirque des baumes のCalmez-vous にあるルート。下部の核心は細かいホールドを使って素早く登るのがコツです。
Direct Man、一撃。女コーチはあま細かいのに耐えられずテンション。

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Cafouillage pulsatile 6c+

このルートのあるセクター Gymnaze の Le trône も午後からは日陰で、カヌーが下って行くターン川を見下ろすことのできる気持ちのいい岩場。たくさんあるポケットのうち自分が使えるのを選んでムーブを組み立てて登るのがミソです。
Direct Man、一撃。

Time is money 6c

セクター L'entre deux の Trésor du zèbre にある35メートルの長〜いルート。右のコーナーから始まるルートは35メートルの6a。長ければよいわけではないですが、共に登っているのを実感できる気持ちのいいルート。
Direct Man、もちろん一撃。

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