予選

 推定グレード5.12b/c。パターン壁ではないので足が工夫できず、結局リーチで勝負がつくルート。年齢が下の人(背の低い人)には不利。リーチのない人は、まず第1ポイントで落とされた。この男子ルートに比べて、パターン壁にルートがあった女子では、背の低い小学生も完登できた。すべてのカテゴリーで同じルートを使うのなら、パターン壁のほうが公平。
 無事に第2ポイントを通過しても、第3ポイントまでの間で、力が尽きる選手もいた。結局、男子は参加選手75人中9人が完登。それに第3ポイントまで登ったH口選手とD-manの2名を加えた12名が決勝進出。
第3ポイント
左足ホールド@で右足はハリボテA。確かにリーチ差がでるが、右足をもう少し内側に置いていたら、右足にもっと乗り込めていたかもしれない。上の写真は”登るモヒカン”N原。同じ態勢で、右手はホールドDをがっしりつかんでいる。
第2ポイント
右手でホールドBをとってから右足をホールドAに送り、まずホールドC(ポケット)に左手を入れる。その後、反動をつけてホールドDを右手でとる。右足Aを見落としてはダメ。
第1ポイント
右手でホールドAをとってから、左足を上げて(上げない人もいた)右手をホールドB(ポケット)に伸ばす。右足を右の壁にステミングしてポケットをとる人もいた。ちょっと不安定な姿勢になるので、思いっきりが必要。